マインドフルネス瞑想とヒプノセラピーの違い

マインドフルネス瞑想を行っているときも、ヒプノセラピー(催眠療法)を受けているときも、とてもリラックスして意識を集中している状態になります。マインドフルネスの呼吸法や、ボディスキャン瞑想は、ヒプノセラピーの前段階で、催眠状態へとクライアントを導くために用いる手法とほぼ同じです。

一番大きな違いは、何に意識を集中してどのような結果を得るために行うのかという点です。

マインドフルネス瞑想では、心身ともにリラックスした状態で、呼吸や体の部位に意識を集中することによって、不安やストレスを軽減し、心を安定させ、幸福感を増すことが主な目的です。一方、ヒプノセラピーでは、セラピストの声に意識を集中し、誘導に従って心身ともにリラックスさせて深い催眠状態に入り、潜在意識の力を使って、悩みの原因や解決の糸口を探ったり、暗示の言葉を使って潜在意識のプログラミングを変えたりすることが主な目的です。

マインドフルネス瞑想の方法はシンプルなので、誰でも一人で行うことができますが、ヒプノセラピーの場合には、潜在意識の働きを深く理解しているセラピストが、クライアントの潜在意識とコミュニケーションをとりながら進めていく形になります。

また、マインドフルネスでは、今現在起きていることに意識を集中することによって、過去のトラウマや将来への不安から心を解放することを目的にしていますが、ヒプノセラピーでは、今現在抱えている悩みを解決するために、過去に退行する催眠や、未来へ順行する催眠を行うことがあります。

マインドフルネス瞑想は、ヨガやエクササイズのような感じで、心身の健康のために毎日の習慣として行っていただきたい瞑想です。最初は3分間ぐらいから初めてみてください。YouTubeに、3分間瞑想の動画をアップしてありますので、ぜひお試しください。

やめたい習慣や癖をやめたくてもなかなかやめられない方、なかなか解決できない心の悩みを抱えておられる方などは、ヒプノセラピーや認知行動療法などのセラピストに相談なさることをお勧めします。何年も悩み続けてきたことが、たった1回のセッションで解決してしまうこともありますので、時間の節約になりますし、自分一人では気づけなかったことに気づけるので、より深く自分を知ることができると思います。

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