神秘的な時間、毎日ありますか?

前回、リン・タガ―ト氏のミラー効果についてお話しました。

「自分が他人の幸せのために祈ったことで、そのピュアな愛の思いが、鏡に反射されるかのように自分に戻ってきて、自分も幸せになる」というのが、ミラー効果です。

リンさんの祈りの実験に参加した人の中に、自分の夢の実現のために一生懸命に努力しても全然実現しないで悩んでいた人がいたそうです。その人は、自分の願望実現のために必死になっていたときには、何もうまくいかなかったのに、知らない人の幸せのために祈るようになると、不思議なことに、思いがけない仕事のオファーが入ったりして、人生が好転したのだそうです。

自分のために求めれば求めるほど、手に入らない(手に入らないように感じる)ことがありますよね。

そういうときには、その思いに執着していないか、自分が自分の幸せのことばかり考えているのではないかチェックして、自分以外の人の幸せや、地域の人たちの幸せを祈ってみてください。

周りの人や社会のために自己実現しようとしているなら、自分が成功してたくさんの人が幸せになっている様子をイメージしてみましょう。

本当にピュアな祈りができているとき、祈っている間、とても神聖な時間と空間に自分がいるように感じて、それだけでも幸せな気持ちになれます。ほんの数分の祈りなのに、心が安定し、とても神秘的な時間を過ごすことができます。

そして、その幸福感が、運勢好転のカギになります。祈りの習慣、これもお金をかけずに幸せになれる方法の一つです。