昨日無事、ホリデーから戻りました!コロナ禍で、クイーンズランド州政府が、ニューサウスウェールズ州のシドニー市内と近郊の都市からの入州を禁止したので、私たちのホリデーが1週間遅かったらキャンセルしないといけなくなるところでした。
さて、ホリデー中の写真をインスタグラムにアップしているので、見てみてくださいね。海も山も人も、すごく良かったです。
最後の日、本土にあるタウンズビルという町で過ごした際に、オーストラリアのオリンピック水泳選手の練習にも使われている温水プールで泳ぎました。50mプールで泳いだのは、実に25年ぶりぐらい。でも、泳いでみたら、意外と泳げてビックリ。
実は、私は幼い頃、池に落ちて溺れそうになったことが3回あり・・・溺れるのが怖くて、長い間、泳ぐのが苦手で、ずっと劣等感を抱えていたんです。
それで、大学時代に体育の授業のスポーツ種目の選択(自分が選んだ種目を1年間継続)で、迷わず、水泳を選びました。どうしても苦手意識を克服したかったんです。
でも、水泳を選んだ人たちのほとんどが、水泳が大好きで泳ぎが得意な人達でした(ガーン!)
その人たちに混じって練習するのは、本当に恥ずかしかったですが、もっと泳げるようになりたかったので頑張りました。
上手な人と比べたら劣等感と恥ずかしさで自分が惨めになるので、人とは比べず、少しずつ泳げるようになる自分を励ましながら、練習しました。
先生がオリンピック選手のコーチだったので、クロールや平泳ぎの正しい手足の動かし方など、細かく指導してくれました。教えられた通りにやってみると、スーッとエネルギーの無駄なく前に進むことができるので、まずそれに驚きました(小・中学生時代に水泳コーチに泳ぎ方を教えてもらえばよかった!)。
プールがオリンピック選手のトレーニング用にも使われるプールだったので、プールの横がガラス張りになっていて、泳いでいる様子がビデオに録画され、みんなの前で見せられ、評価される・・・ということが何度かあり、(これがまた恥ずかしくて恐怖でしたが)自分が泳いでいる姿を客観的にビデオで見ると、自分ではちゃんとできているつもりなのに実はできていなかったことなどがハッキリわかり、すごく自分のためになりました。
・・・・というわけで、私がお伝えしたいポイントはこの3つです。
1.苦手意識や劣等感を克服するためには、他人との比較は止めて、自分もある程度できるようになるまで頑張ることが大切
2.専門知識のあるコーチから学ぶと、難しいと思っていたことも簡単にできることがある
3.客観的に自分を見て、自分に対する周りの人の評価にも素直に耳を傾けることが大切
苦手意識や劣等感があるのは、本当は自分もできるようになりたいという気持ちがあるからです。その道のトップになるのは難しいかもしれませんが、苦手意識をなくすことができるレベルぐらいなら、努力さえすれば誰でもできるようになります。
そして、そのスキルを身につけたら、潜在意識にその記憶がしっかり残っていて、何年経っても、体が勝手に動くんですよね。人間の能力って、ほんとに凄いですね。